メンズのコート&アウターの種類

こちらでは、メンズコートの知りたいこと

「コートの種類」と「コートの特徴」をまとめました。

新しいコートを探す前にはせひ参考してください!

1. ステンカラーコート

  • ステンカラーコートって何?

 

「ステンカラーコート」とは、後ろ襟が高く、前に向かって下がるように折り返る襟が特徴のコートのこと。

ルーツは1850年代前後の雨避けとして着用されていたケープで、他のコートと比べると装飾が少なく見た目がシンプルな設計だ。

そのためオン・オフ問わずどんなシーンにも着られるアウターとして人気を博している。また、ラグランスリーブかつフライフロント(比翼仕立て)のものがクラシックとされているが、ボタンが表に出ていたり、フラップポケットがついているといったデザインチェンジが施されたカジュアルめなデザインも昨今では多い。

ちなみに「ステンカラー」という言葉は和製英語であり、スタンド・アンド・フォール・カラーが訛って生まれた説が有力。他にもフランス語のsoutien(支える)から来ている説がある。

 

 

2. トレンチコート

  • 4. トレンチコートって何?

ダブルブレスト、ウエストベルト付きのコート。ハリ感のあるコットンツイル生地が多く用いられています。

第一次世界大戦時にイギリス陸軍で採用されていたコートが起源となっています。塹壕(さんごう)戦で機能性を発揮したことから、「トレンチ(塹壕)」と名付けられたそうです。エポーレット(肩章)ガンパッチ(胸元のカバー)チンフラップ(襟元のカバー)など、ひとつひとつのディテールには意味があり、戦闘服の名残を今でも残しています。

3.キルティングジャケット/アウター/コート

  • キルティングジャケット/アウター/コートって何?

中綿入りのキルティング生地を使用したコートのこと。キルティングアウター、キルティングジャケット、キルティングコートなど、デザインに合わせて呼び方も様々。

軽量かつボリュームが抑えられている点が人気のポイントです。「襟&パイピング処理にコーデュロイ生地を用いた、ショート丈のデザイン」が定番で、ビジカジスタイルと相性抜群。ラベンハム、マッキントッシュ、トラディショナル ウェザーウェアが代表的なブランドです。

4.ダウンジャケット/アウター/コート

  • ダウンジャケット/アウター/コートって何?

羽毛(ダウン)入りでキルティング加工を施したコート。軽量で暖かい事が一番の特徴です。極寒地の防寒着や作業着に使われていました。スポーティーなデザインが主流でしたが、現在では、街着やビジネススタイルにも合うキレイめなデザインも多くみられます。

モンクレール、タトラス、デュベティカ、ヘルノ、ウールリッチ、カナダグースなどの本格的な仕様&高額商品の人気が高まっています。

 

5.ダッフルコート

  • ダッフルコートって何?

トグル(ひも付きの留め木ボタン)が付いた前合わせや、ボリュームのあるフードが特徴のコート。元々は北欧の漁師が着ていたコートですが、第二次世界大戦時にイギリス海軍が採用したことから広まったとされています。

また、ダッフルとは、ベルギーのアントワープ近郊の地名であると共に、起毛した厚地のウール素材のことを差しています。伝統的で重厚感のあるコートですが、カジュアルなイメージが高いため、休日スタイルに取り入れるのがおすすめ。

まだ持っていない種類、お好みのデザインは見つかりましたか? 今後のコート選びの参考にしてみてください。